同業者の転職ポートフォリオを見て回っていると、正直どうやって実績掲載して良いものかどうかを判断しているか分からないという方も多いでしょう。
そこで、今回は「転職ポートフォリオへ掲載可能な実績の確認方法」について解説します。
もし載せたい過去の取引実績があるけど、初めてで掲載の許可取りとか、どうやるか分からないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職ポートフォリオへ過去携わった仕事の結果を載せるのってアリ?
結論、実績掲載可能なお仕事のものであれば、掲載自体は問題ありません。
理由としては、契約条件であらかじめ取り決めを行なっているためです。
ただ実績掲載の許可がないもの・実績掲載NGと取り決めされたものは、信用問題に関わることもあるので、無断で掲載してはいけません。
転職ポートフォリオへ実績掲載する場合の対応の流れ
もし実績掲載して良いものか分からないものの場合は、仕事を受注した取引先に必ず確認しましょう。
1.受注した仕事先の連絡先を用意する
取引経験があるならば、メールや電話の連絡先があるはずなので、過去のやり取りを遡ってみましょう。
例えば、名刺・メール末尾の署名欄・SNSアカウント・ショートメッセージ・チャットツールなど。
連絡する手段があったのであれば、必ず繋がり口はあります。
なので、まずは取引した経験のある会社の連絡先を確認しましょう。
2.受注した仕事先へ確認する
連絡先が用意できたら、実績掲載可能かどうかを聞いてみます。文面の例としては、以下の通り。
◯◯様
お世話になっております。以前、◯◯の件でお取引させて頂きました、◯◯(職業名)の◯◯(名前)です。
今回は◯◯について、弊社の実績として掲載可能かどうかを確認したくご連絡させて頂きました。
もし差し支えなければ、下記のページで掲載させて頂きたいと思うので、契約上問題なかったかどうかご確認頂けますと幸いです。
https://www.example.com/
それではご回答お待ちしております。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
◯◯
基本的に簡素な文面で問題ありません。
連絡が返ってこない場合や連絡先がすでに変わってしまっている場合は、諦めて連絡がつく取引先を中心に聞いてまわりましょう。
転職ポートフォリオへ勝手に掲載してしまった場合のリスクについて
「作ったの自分だし、勝手に載せても問題ないでしょ?」と許可取りをせずに掲載してしまう方も正直多いのが現状です。
ただ代理店のように、仕事をもらっている立場の発注元だと、自社で作ったことにしたいという場合もあるので、無断で掲載すると最悪クレーム・ペナルティや今後の取引に影響を及ぼすことも…。
なのでもし発注先と揉めず、穏便に済ませたいと考えるならば、必ず掲載して問題ないものかどうかは事前に確認するようにしましょう。
おわりに
今回は「転職ポートフォリオへ掲載可能な実績の確認方法」について解説しました。
契約周りは取引する会社ごとにルールが異なるため、もし自身だけで判断できないという場合は、必ず会社側へ確認してみてください。