転職ポートフォリオを作り始めてみたは良いものの、止めどころが分からなくて困っているという方も多いはず。
ただ、ポートフォリオ作成に時間をかけていると、転職活動が進まないのも明らかです。
そこで今回は、最短で転職ポートフォリオを作るため「転職ポートフォリオを作る際に初心者が陥りがちな罠」について紹介します。
これから転職ポートフォリオを作っていこうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職ポートフォリオの失敗ポイントを知っておいた方が良い理由
無駄なく転職ポートフォリオを最短で作るためです。
理由として転職ポートフォリオは、あくまで転職活動における内定獲得のために行うもので、自己満足のために作るものではありません。
どういうことをやってきて、何をしてきたのか。見る方に魅力を伝えつつ、どういう活躍ができるのかといった期待感を与えるものです。
なので、失敗しがちなポイントを理解した上で作成し、転職活動に影響が出ないように調整しましょう。
転職ポートフォリオを作る方が陥りがちな勘違い3選
転職ポートフォリオを作る上で、制作者が陥りがちな失敗ポイントを3点紹介します。
1.実績や作品を全て載せてしまう
実績があまりないうちは、やってしまいがちな失敗ポイントになります。
あくまで「これだけやってきたんだよ!」という量のアピールだけで済むときであれば、これだけで問題はありませんでした。
ただ誰でも制作物を気軽に作れるようになった現在だと、依頼する側も選べる立場となってしまったので、載せる情報は厳選する必要があります。
具体的な厳選ポイントとしては以下2点。
- 関わりたい業界や職種の作品・実績を中心に載せているかどうか?
- 似たような表現のみで固める or 再現可能な表現を一覧でまとめているか?
とくにWEBデザインを例にする場合、バナーやロゴをメインで作る仕事もあれば、UIのようなページを作ることに特化した仕事などもあるので、UIの仕事に関わりたいと考えている時にバナーやロゴの実績しか載せていないと、他の候補者とはどうしても見劣りして選ばれる可能性が低くなってしまいます。
このように実績や作品を載せる場合は、関わりたい仕事に近しい分野の実績を載せるようにしましょう。
掲載すべき実績の選び方に関しては、下記の記事でも紹介しています。
気になった方は合わせてチェックしてみてください。
2.派手な演出やアニメーションの多用
WEBサイトやLPの仕事に関わりたい方がやってしまいがちな失敗になります。
派手な演出やアニメーションは、突き詰めれば可能性を秘めている分野ではありますが、それ故に表現の引き出しが少ないうちは、雰囲気が独創的になってしまいがちです。
表現が独特すぎると、見る側が置いてきぼりになってしまい、評価自体ができません。
何より、見たい情報が見づらくなってしまう恐れさえあります。
なので、もし新規でポートフォリオサイトを作る場合は、なるべく多用しないよう注意しましょう。
3.転職ポートフォリオ=時間をかけて作るもの
「XやInstagramを見ていると、みんなすごい!」となって、どうしても憧れの作品に負けないものを作りたいと躍起になってしまいがちです。
ただ転職ポートフォリオは、あくまで「こういうことならできます!」というアピール材料のために作るものなので、作品というより事実を淡々とまとめるのが重要です。
何より、評価者もポートフォリオをのんびり調べ歩いていられるほど、時間に余裕はありません。
なので、転職ポートフォリオを作る際は、端的にアピールしたい材料だけをまとめましょう。
初心者でも短時間で転職ポートフォリオを作成できるツールについては、下記の記事でも紹介しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
転職ポートフォリオの作成は何のためにやるべきか?
あくまで見る側が「どこでどういう活躍ができるのか?」といったことが分かるように作るべきです。
ポートフォリオというと、自分だけの作品を作るぞとなって、どうしても時間をかけてしまいがちです。
ただ大事なのは、なぜ転職ポートフォリオを作るのかといったところなので、もしこだわりすぎて、どこまで突き詰めれば良いか分からないと困っている方は、一度作る目的を思い返すようにしてみてください。
おわりに
今回は「転職ポートフォリオを作る際に初心者が陥りがちな罠」について解説しました。
なるべく早く内定獲得を目指したいといった方は、今回の点を踏まえてポートフォリオ作成に勤しんでください。