転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「SREの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしSREでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのSREの需要について
求人ボックスによると、2024年9月時点で掲載されている正社員のエンジニアの求人数は1,059,784件。
中でも、正社員のSREの求人数は4,690件と、エンジニアの全体求人数から比較すると約0.44%ほど。
未経験の求人は443件と9.4%ほどで、まだまだこれから発展していく職種ということもあり、求人数はもちろん、未経験からでも始めるのはハードルが高い職種となっています。
SREの仕事内容について
サービスや製品に対する信頼性の向上・品質担保の責任を担う仕事のこと。
簡単にいうと、ビジネス側の従業員が日常的に行なっている定型業務をシステムを導入して、開発・改善することで業務を最適化するのがシステム開発者なのに対し、SREはシステム開発者がシステムの導入・開発・改善に集中できるよう、システム開発者側で拾いきれていないビジネス側の要件を整理したり、稼働しているシステムが途中でダウンしないようサービスの監視を担います。
これによって、製品の稼働を安定化し、会社全体の経営活動をサポートします。
SREへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、SREの事例を3つほど紹介します。
1.サーバ・Webサービス運用 × SREの事例
サーバ・Webサービス運用 × SRE「srockstyle」様のポートフォリオです。
2005年から仕事としてエンジニア歴をスタート。Webホスティング事業の立ち上げと運用・Webサービスのインフラ構築などを経験。
2019年7月末からフリーのエンジニアとして活動し、その後はまた正社員へ。現在では10/1に新たに入社する会社に控えて、有給消化中とのこと。
業務としては、新規事業のプロダクト開発・技術・言語選定&設計から開発チームの業務プロセスの改善・関連の仕様・マニュアル制作なども担当。
その他にも勉強会等での登壇経験もあるとのことなので、キャリアの積み方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみましょう。
2.ウェブアプリ × SREの事例
ウェブアプリ × SRE「Sisii」様のポートフォリオです。
おくすり連絡帳というウェブアプリを主に開発しており、自身ではAWS関連の資格を複数所持。
ポートフォリオとしては「やってみた系」の記事等を多数掲載。
AWS周りの技術を好んで活用しているとのことなので、AWS周りのインフラ中心にキャリアを固めていきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.IT システムの運用改善 × SREの事例
ITシステムの運用改善 × SRE「yaruha株式会社」様のポートフォリオです。
DevOpsの導入でシステムの運用改善を支援する業務を生業としています。
システムの支援はもちろん、フリーランスのサポートもやられているとのことなので、もしすでに個人で仕事を請けていて今後も案件を拡大していきたいと考えている方は、ぜひ一度ご相談してみてください。
おわりに
今回は「SREの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
SREとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。