転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「スピーチライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしスピーチライターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのスピーチライターの需要について
求人ボックスによると、2024年5月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は20,364件。
中でも、正社員のスピーチライターの求人数は10件と、ライターの全体求人数から比較すると約0.05%ほど。
それどころか未経験の求人に関しては、現状1件もヒットしませんでした。
なので経験者であり、他の職種での功績を認められスピーチライターを務めることになった方や自身で価値を売り込める方でなければ、職業として成立しないものとなっています。
スピーチライターの仕事内容について
演説やプレゼンをする方に代わって、原稿を執筆する仕事のこと。
具体的には、以下のような場面で利用します。
- 株主総会での挨拶
- 新製品発表会でのプレゼンテーション
- 政治家が話すスピーチ
主に人前に立ってプレゼンする機会があれば、そのプレゼンで話されるものは全て仕事となります。
最近でいうと、オンラインでセミナーを行うウェビナーのプレゼンでも原稿が使われたりします。
このように、大々的な求人としては数は多くないものの、活躍の場が広い仕事がスピーチライターというわけです。
スピーチライターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオ・実績を使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、スピーチライターの事例を3つほど紹介します。
※今回は、すべて法人を例にしています。
1.MC原稿 × スピーチライターの事例
MC用原稿の代筆を手掛ける「エムシー・モア」様のポートフォリオです。
主に、婚礼・パーティー・式典といった様々な場面で使う原稿を作成しているとのこと。
MCとして最多3,000件の実績を持つ精鋭たちが集まって原稿を作成しており、実際に式典で使われるようなサンプルも掲載されているので依頼するのも安心。
なかなか契約上、実績を掲載できないという方は、サンプル作成や魅せ方を参考にしましょう。
2.自分史 × スピーチライターの事例
自分史とかの代筆を手掛ける「ライティング株式会社」様のポートフォリオです。
主に、自分史・小説・論文・志望動機書など。様々な文章を手がけます。
何でもできるっていうのをアピールしたいなら、ぜひ参考にしたい内容です。
3.各種行事の挨拶原稿 × スピーチライターの事例
各種行事の挨拶原稿を中心にスピーチ原稿を手掛ける「スピーチライター 近藤圭太事務所」様のポートフォリオです。
具体的には、冠婚葬祭の挨拶原稿・会社の周年記念式典・入卒業式などの行事原稿など。
めでたい場でのスピーチ原稿などを中心に取り扱っています。
また文章の作成の際には、喋り手の感覚の違いに配慮して、複数のパターンで文章提案を行なっているとのこと。
実績のまとめ方以外にも、ページのまとめ方や依頼の進め方など参考にできる部分も多いので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
おわりに
今回は「スピーチライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
スピーチライターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。