転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「脚本家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし脚本家での転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での脚本家の需要について
求人ボックスによると、2024年9月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は20,382件。
中でも、正社員の脚本家の求人数は6,126件と、ライターの全体求人数から比較すると約30.1%ほど。
未経験の求人も6,061件と98.9%ほどあるので、経験がない方でもチャンスの多い職種となっています。
脚本家の仕事内容について
映像作品を始めとした分野の台本を書く仕事のこと。
具体的には、映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・演劇・アニメ・ゲーム、最近だとYouTubeに投稿する動画で話すセリフをまとめた台本まで。
業界によっては、シナリオライターとも呼ばれることもあり、物語に必要なセリフ全てを担当し、ありとあらゆる分野の演者のトークを作成します。
これによって、作品全体の方向性・雰囲気・登場人物の性格・関係性、そして物語の展開などのストーリーを設計します。
脚本家へ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、脚本家の事例を3つほど紹介します。
1.テレビドラマ × 脚本家の事例
テレビドラマ × 脚本家「平田研也」様のポートフォリオです。
大学を卒業後、映像制作会社ロボットでアルバイトをスタート。業務をしながら脚本を書き、1996年にフジテレビ系の深夜ドラマで脚本家デビュー。
以降、劇場映画やテレビドラマの脚本と同時に、TVCMの広告やMV・企業PV・イベントや博物館等の展示映像など、多岐にわたる分野のストーリーを担当。
代表作として「金田一少年の事件簿」「終電バイバイ」などがあるとのこと。
数々の賞も受賞されているとのことなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
2.映画監督 × 脚本家の事例
映画監督 × 脚本家「倉田健次」様のポートフォリオです。
人気漫画「ふたりモノローグ」のドラマ化でのシリーズ全話の監督・脚本を担当し、10-20代の間で人気が爆発。AbemaTVでは200万人以上が視聴し、各配信サイト等で1位を記録するなど。脚本家として目覚ましい活躍を見せています。
また監督した映画作品でも数々のグランプリを受賞するなど。脚本家としてはもちろん、映画監督しても幅広く活躍されているので、マルチに活動していきたいという方は、今後のキャリアの参考にもなるかもしれません。
3.舞台 × 脚本家の事例
舞台 × 脚本家「株式会社オフィスインベーダー」様のポートフォリオです。
様々なジャンルを縦横無尽に動けるエンターテインメント集団を目指し日夜活動中。直近の作品としては「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争2024」「明日、君を食べるよ2023」など。
数々の舞台作品を中心に、演劇・映像・文芸分野と幅広く活躍しているとのこと。
主な作品は、特設サイトのリンク付きで見れるようになっているので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
おわりに
今回は「脚本家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
脚本家として転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。