転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「セールスライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしセールスライターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのセールスライターの需要について
求人ボックスによると、2024年4月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は19,267件。
中でも、正社員のセールスライターの求人数はわずか491件と、ライターの全体求人数から比較すると約2.5%ほど。
このように、求人数は圧倒的に希少を極めている一方、未経験の求人も183件と37%ほどあるので、チャンスの多い職種ともなっています。
セールスライターの仕事内容について
読んで字のごとく、製品を売るための文章を書く仕事となります。
具体的には、以下のようなものを取り扱います。
- セールスレター
- DM(ダイレクトメール)
セールスレター
商品やサービスを購入してもらうための文章のこと。
具体的には、LP(ランディングページ)・ECサイト・メルマガなど。
文章を伝って、消費者が今抱えている問題や悩みに共感し、最終的に商品やサービスを使っての問題解決を目指すというもの。
これらは、どれも一度設定してしまえばずっと使い続けられるので、わざわざお客様先に出向いて、何かを直接売り込む必要はありません。
「自分のコミュニケーション能力に自信がない…」
「緊張して、なかなか思うように言葉が出てこない…」
このような悩みを持って、なかなか踏み出せないあなたに代わり、24時間365日商品を売り続けます。
DM(ダイレクトメール)
見込顧客や既存顧客に伝達の手段として使う文章のこと。
具体的には、セールスレターが商品を売るための文章に対し、DMは商品の存在自体を知ってもらうために書くというもの。
なので、メール・SNSの個人チャット・ハガキ・封書など。特定の個人にのみ向けた文章とかを指してDMと呼ばれたりします。
セールスライターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、セールスライターの事例を3つほど紹介します。
1.管理栄養士 × セールスライターの事例
管理栄養士 × セールスライターの「わたなべ さき」様のポートフォリオです。
主に商品紹介記事とLP制作の2軸で活躍されているとのこと。
対応範囲としては、ライティング以外にもコンセプト・ポジショニング設定といった企画業務まで。
実際の工程で作れる資料のイメージや事例も掲載されているので、もしライティング以外の部分を含めた実績の載せ方で悩んでいるという方には、参考になります。
2.LP × セールスライターの事例
「売り込まずに売れる」をモットーに営業代行ライターとして活躍されている「古野アカネ」様のポートフォリオです。
主に、LP制作・YouTubeの台本編集・SEO記事のリライトの3軸で活動されているとのこと。
薬機法・医療広告ガイドラインの知識を習得した広告取扱担当者として評価するYMAA個人認証マークも所持しているので、専門的な1次情報を取り扱った文章作成にも対応しています。
実績の魅せ方だけでなく、資格のアピールの仕方も参考になるので、資格は持っているけど活用しきれていないという方は、ぜひチェックしてみてください。
3.セミナー会社での5年の勤務経験 × セールスライターの事例
コンセプト設計から販売導線まで一貫して売ることに強みを持つ「上田学」様のポートフォリオです。
制作実績や勤務実績はもちろん、サンプルだけでなく、実際にサービスを利用されたお客様の声も用意された発注者に考慮した安心設計。
ポートフォリオというより、これはもはやサービスページといっても過言ではありません。
もし、がっつり売り込めるポートフォリオを作ってみたいという方は、ぜひ参考にしてみましょう。
おわりに
今回は「セールスライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
セールスライターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。