転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「絵本作家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし絵本作家での転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での絵本作家の需要について
求人ボックスによると、2024年8月時点で掲載されている正社員のイラストレーターの求人数は13,980件。
中でも、正社員の絵本作家の求人数は39件と、イラストレーターの全体求人数から約0.3%とほとんどない現状です。
未経験の求人は26件と66.7%ほどで、未経験の求人数は多く、未経験からでも技術さえあればチャレンジしやすい職種となっています。
絵本作家の仕事内容について
子供向けの物語を創作する仕事のこと。
具体的には、ストーリーの構想から文章の執筆・キャラクターのセリフ・イラストの制作・出版社とのやり取り・調整業務など。
絵本のイラストだけでなく、絵本全体の制作を担当します。
また絵本を制作した後も、本が売れるようにするため、絵本自体の宣伝活動として、サイン会や読み聞かせのためのイベントなども行います。
絵本作家へ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、絵本作家の事例を3つほど紹介します。
1.イラストレーター × 絵本作家の事例
イラストレーター × 絵本作家「坂崎千春」様のポートフォリオです。
東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業されてから、ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーとして勤務。
1998年よりフリーのイラストレーターとしても活動しており、現在では絵本の制作・キャラクターの制作広告用のイラストも担当しているとのこと。
実際に、制作へ関わった作品とかも実績欄でまとまっているので、気になった方はぜひ一度覗いてみましょう。
2.手描き × 絵本作家の事例
手描き × 絵本作家「中垣ゆたか」様のポートフォリオです。
主にインクペン・ブラシマーカー、たまにアクリルを使って手描きで絵本を制作されているとのこと。
個展も定期的に開いているみたいなので、気になった方はぜひ一度参加してみてください。
3.児童書籍 × 絵本作家の事例
子どもから大人まで温かい気持ちになれる世界観をモットーに児童書籍やキャラクターデザイン・キービジュアルなども担当しているとのこと。
見た人が思わず、ほっこりするような可愛らしいキャラクターと温かみのある背景が特徴的です。
サイトも可愛らしいキャラクターが際立つ構成になっているので、思わず見入ってしまいます。
おわりに
今回は「絵本作家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
絵本作家として転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。