転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「ジュエリーデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしジュエリーデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのジュエリーデザイナーの需要について

求人ボックスによると、2025年3月時点で掲載されている正社員のデザイナーの求人数は115,398件。
中でも、正社員のジュエリーデザイナーの求人数は1,830件と、デザイナーの全体求人数から比較すると約1.5%ほど。
未経験の求人は1,436件と78.5%ほどと、求人数は少ないものの未経験からでもチャレンジしやすい職種となっています。
ジュエリーデザイナーの仕事内容について

ジュエリーやアクセサリーのデザインを行う仕事のこと。
具体的には、指輪・ネックレス・ブローチ・イヤリングなど。
貴金属や宝石などの素材の特性を理解し、魅力的なジュエリーのデザインを仕立てます。
企業内デザイナーであれば、商品開発の時点で何をどういった方に届けるのか。打ち合わせ・デザインを起こし、製品が完成するまでをワンストップで監修します。
ジュエリーデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選

では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、ジュエリーデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.ファインジュエリー × ジュエリーデザイナーの事例

ファインジュエリー × ジュエリーデザイナー「KAKIMOTO」様のポートフォリオです。
幼少期よりアートに興味を持つ。 武蔵野美術大学大学院修士課程修了。
東京発のファインジュエリーメーカーに入社し、インハウスデザイナーとして実績を積む。
ジュエリーデザインに軸足を置きつつ、宝石のバイイング、全国展開するショップのVMDを兼任。
2023年にpoc jewelryを設立し、翌年からフリーランスとして活動。
現在では、ディレクション・ジュエリーデザイン・原型制作を行っているとのこと。
オンラインショップも展開しているので、気になった方はぜひ一度覗いてみましょう。
2.リフォーム × ジュエリーデザイナーの事例

リフォーム × ジュエリーデザイナー「Mikako Watanabe」様のポートフォリオです。
メーカーのデザイン開発室を経てフリーランスへ。
さまざまな企業との協働ののち、リフォーム事業を立ち上げ、宝石専門店・時計メガネ店・呉服店と事業を推進。25年に渡り全国の顧客ひとりひとりにジュエリーリフォームを提案。
現在では、プライベートサロンで、マリッジリングの制作体験やジュエリーリフォームなども行っているとのこと。
売り方含めて参考になる部分は多いと思うので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
3.ガラス制作 × ジュエリーデザイナーの事例
ガラス制作 × ジュエリーデザイナー「Aya Kamimura」様のポートフォリオです。
大学卒業後単身イタリアへ。北部にあるジュエリーの生産都市として有名な街”VALENZA”のジュエリー専門学校FOR.ALにおいて彫金技術等、ジュエリーの知識・技術全般を学ぶ。
卒業後、Stefano Cremasco design officeに勤務。
主にイタリア有名ジュエリーブランドのハイジュエリー等、幅広く商品の企画デザインを務める。5年後に日本に帰国後、国内のジュエリーブランド会社に入社。
海外で経験し学んだことを取り入れ、ユニークでオリジナリティーを感じさせる商品の開発に取り組む。
その後、チーフデザイナーを経てフリーランスデザイナーに転身。
現在では、工房とBar(バル)を併設したAyaak Studio & Salon Barをオープンし運営中。
美味しいイタリア料理とお酒も楽しめる空間があるようなので、気になった方はぜひ一度お店へ伺ってみてください。
おわりに

今回は「ジュエリーデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
ジュエリーデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。