転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「ファッションデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしファッションデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのファッションデザイナーの需要について

求人ボックスによると、2025年3月時点で掲載されている正社員のデザイナーの求人数は118,459件。
中でも、正社員のファッションデザイナーの求人数は4,582件と、デザイナーの全体求人数から比較すると約3.8%ほど。
未経験の求人は1,989件と43.4%ほどと、求人数は少ないものの未経験からでもチャレンジしやすい職種となっています。
ファッションデザイナーの仕事内容について

服・靴・バッグなどの服飾品をデザインする仕事のこと。
具体的には、ブランドのコンセプトやターゲットを踏まえてデザインしたり、商品化するまでの生産ラインを確保するなど。
デザイン原案から商品化の販売戦略まで、幅広い業務を担います。
ファッションデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選

では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、ファッションデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.コスプレ × ファッションデザイナーの事例
コスプレ × ファッションデザイナー「星野 幸恵」様のポートフォリオです。
趣味でコスプレをしており、その経験を生かしデザインした童話コスプレシリーズを機にフリーのデザイナーとして独立。
現在は、ファッション・小物の他に衣装・コスチュームデザインのご依頼もお引き受けしているとのこと。
仕事でデザインした洋服等のイメージ写真も掲載されているので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
2.着付け講師 × ファッションデザイナーの事例
着付け講師 × ファッションデザイナー「中村 麻美」様のポートフォリオです。
好きが高じて着付け講師を月に10日ほど東京渋谷区広尾・恵比寿で開講。
他の日にはフリーランスでのニットデザインの仕事とグラフィックデザイナーと一緒にしている着物ブランドMarMu。
二足の草鞋を履く暮らしで着物も洋服も楽しんでいるとのこと。
着付け教室もレベルごとに合わせてコースも用意されているので、ぜひ習いに行きたいという方もチェックしてみてください。
3.貿易商社の勤務経験 × ファッションデザイナーの事例
貿易商社の勤務経験 × ファッションデザイナー「吉本 まゆみ」様のポートフォリオです。
コロネット株式会社にて、ライセンスデザイナーとして勤務。その後ニューヨークへ渡りオートクチュールデザイナーとして、フリーランスで活動しながらアメリカ・ヨーロッパの新しいプロダクトをアジアに向けて輸出する貿易商社に勤務し、日本へ帰国後、株式会社ミズリーを設立。
現在では、トレンド素材の開発やプリントジャガード先染めのオリジナルデザイン・ご希望のコストやロットに合わせたプロダクトの提案を得意としているとのこと。
例もいくつか掲載されているので、気になった方はぜひチェックしてみましょう。
おわりに

今回は「ファッションデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
ファッションデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。