転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「コピーライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしコピーライターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのコピーライターの需要について
求人ボックスによると、2024年4月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は19,359件。
中でも、正社員のコピーライターの求人数は2,642件と、ライターの全体求人数から比較すると約13.6%ほど。
このように、他のライター求人数より少ないものの、未経験の求人は1,739件と約65.8%ほどあるので、チャンスの多い職種ともなっています。
コピーライターの仕事内容について
広告や宣伝で使うコピーを考案・書き起こす仕事のこと。
具体的には、新聞・雑誌・ポスター・テレビCMなど。
ブランドの魅力を最大限押し出し、広告を見た方に驚きや感動を与え、商品の購入に繋げます。
テレビCM
番組の合間に流される広告の言葉を紡ぐ仕事のこと。
具体的には、CM内で読み上げられるナレーションの原稿や商品とセットで紹介されるイメージコピー・CMの歌詞など。
CM内で使われる、ありとあらゆる言葉を書き起こし、見た方が商品を手に取るよう促します。
CMによっては、意味のないように聞こえる言葉で伝えられたり、商品の話が全く出てこないものもありますが、それらもすべて実はコピーの上に成り立つ企画から生まれていたりします。
雑誌広告
雑誌の誌面の途中に入っていたり、裏表紙にある広告のこと。
テレビCMが映像の合間に入っているのに対し、雑誌広告はページの途中に入っていたり、一見目立ちづらい部分にあるもの。
例えば、情報誌とか読み漁っていると、急にデッカい人物絵のページを見かけたことはありませんか?不自然に小さく宣伝されている内容とかは?
実は、特集の合間・巻末コメントの空き枠とかでも掲載されていたりするので、もし普段あまり気にかけておらず、見落としていた!なんていう方はぜひ探してみてください。
ポスター
商店街やチェーン店で出されている大きなポスター。
キャンペーン日程やポスターの内容にばかり目がいきがちですが、実はあそこで使われている言葉もコピーライターが手がけていたり…。
文章はもちろん、文字の置き方や写真配置まで。デザイナーと協議しながら魅せ方にもこだわって作られています。
コピーライターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、コピーライターの事例を3つほど紹介します。
1.コーポレートサイト × コピーライターの事例
コーポレートサイト × コピーライター「水谷 樹」様のポートフォリオです。
企業理念やバリューといった企業が目指す未来像とか言語化しづらい内容を言葉に落とし込む企業様のWEBサイトのキャッチコピーなどを考える仕事をしているとのこと。
ただ文章を書くだけでなく、媒体イメージに合わせたテイストの考案からイメージ共有まで幅広く対応しています。
2.CM広告 × コピーライターの事例
CM広告 × コピーライター「山口 真吾」様のポートフォリオです。
企画立案から心にスッと入りこむコトバまで。既存の広告の枠組みに囚われない作品を作り上げます。
新聞広告を広告する最優秀賞・モバイル広告大賞(現コードアワード)毎日広告賞準グランプリなど。数々のアワードでの受賞歴もあるので、商用文章以外の実績を作りたいという方にも参考になるかもしれません。
3.キャッチコピー × コピーライターの事例
キャッチコピー × コピーライター「やすもとみお」様のポートフォリオです。
関西を拠点にコピーライターをやられている方で、プロモーションコピーや書籍のコピーまで。幅広い分野で活躍されています。
実績の魅せ方や並べ方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
今回は「コピーライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
コピーライターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。