転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「作曲家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし作曲家での転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での作曲家の需要について
求人ボックスによると、2025年1月時点で掲載されている正社員の音楽家の求人数は4,539件。
中でも、正社員の作曲家の求人数は83件と、音楽家の全体求人数から比較すると約1.8%ほど。
未経験の求人は28件と33.7%ほどと、未経験からでもチャレンジしやすい職種となっています。
作曲家の仕事内容について
お客様の依頼を受けて、そのイメージや方向性に合わせて楽曲を制作する仕事のこと。
具体的には、歌手・アイドル・俳優・声優の楽曲やゲーム内で使用される楽曲の制作など。
歌う曲からバックグラウンドで流される曲の制作まで、幅広い分野での曲の制作に携わります。
作曲家へ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、作曲家の事例を3つほど紹介します。
1.ピアノ経験 × 作曲家の事例
ピアノ経験 × 作曲家「櫻井 智子」様のポートフォリオです。
2016年に長編映画の音楽を担当することをきっかけに、本格的に作曲家を志す。
2019年、テレビ東京ドラマ「知らない人んち(仮)」にて、スキャット後藤氏の元、劇伴制作に参加。
以降、地上波ドラマの劇伴制作に参加するとともに、映画やアニメ・TV系BGM・ゲーム音楽など、幅広く活動しているとのこと。
作曲を担当した実績についても、いくつか掲載されているので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
2.映像作品 × 作曲家の事例
映像作品 × 作曲家「小川 明夏」様のポートフォリオです。
4歳よりピアノを始め、高校在学中より作曲の勉強をスタート。現在ではフリーランスの作曲家として、CM・映画などの映像の楽曲制作を中心に活動中。
これまでに手がけた楽曲は、テレビCMやWEB CMの映像で広く使用され、実績についても掲載されています。気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
3.ゲーム業界 × 作曲家の事例
ゲーム業界 × 作曲家「秀野シロー」様のポートフォリオです。
幼少期よりヴァイオリンを師事。学生時代も音楽を学び続け、大学在学中にフリーランスの作曲家として活動を開始。
フリーランス時代には映像作品や広告、ゲームなど様々なプロジェクトに携わる。
その後、2020年のロックダウンをきっかけにゲーム業界に転身し、現在に至るまでゲーム会社でサウンドクリエイターとしてBGMや効果音を制作しているとのこと。
クリエイターが利用しやすい高品質な音楽を提供するBGM制作もやられているとのことなので、気になった方はぜひ一度チェックしてみてください。
おわりに
今回は「作曲家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
作曲家として転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。