転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「放送作家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし放送作家での転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での放送作家の需要について
求人ボックスによると、2024年9月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は20,382件。
中でも、正社員の放送作家の求人数は203件と、ライターの全体求人数から比較するとわずか約1%ほど。
求人数が少ない一方で、未経験の求人は118件と58.1%ほどあるので、経験がない方でもチャンスの多い職種となっています。
放送作家の仕事内容について
番組全体の構成・コンセプト・企画を設計する仕事のこと。
具体的には、テレビドラマやニュースの報道を除いたほぼ全てのジャンルの番組の制作に関与し、会議で番組作りに関するアイデアを披露・実際に放映できるよう、情報のリサーチ・台本作成・企画会議の参加・撮影のサポートなど。
番組制作の根幹に関わって演者と一緒に番組を作り上げます。
番組が世の中的に面白いものになるかどうかは放送作家が作る台本にかかっており、その創造力と企画力が番組の今後を大きく左右します。
放送作家へ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、放送作家の事例を3つほど紹介します。
1.人物ドキュメンタリー × 放送作家の事例
人物ドキュメンタリー × 放送作家「板橋 めぐみ」様のポートフォリオです。
主な作品として「ノンフィクションW」「日曜ビッグバラエティ」「土曜スペシャル」などを担当。
他にも「ズームイン!朝&SUPER」「池上彰のこれからどうなる!?信濃の国」など。ドキュメンタリー番組以外にも情報番組等も手掛けていたり、テレビ番組以外にも講師・スピーカーとしても様々な分野で活躍されているとのこと。
項目ごとに実績をキレイにまとめていらっしゃるので、もし他分野の実績をお持ちで整理がつかないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.テレビ・ラジオ番組 × 放送作家の事例
テレビ・ラジオ番組 × 放送作家「管原祐也」様のポートフォリオです。
地元名古屋のコミュニティーFMラジオ局で見習い作家兼ADとして活動を開始。その後、東京の放送作家養成所を経て放送作家事務所に所属。
事務所を独立後は、テレビ・ラジオ番組・ライブ・イベント・アプリゲームなどの構成や演出を手掛けているとのこと。
関わった作品はアニメ作品多め。媒体ごとに関わった制作物についてきれいにまとまっているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
3.動画 × 放送作家の事例
動画シナリオ × 放送作家「haru*(はる)」様のポートフォリオです。
子供向けシナリオ・TikTokショートドラマ脚本・YouTube動画シナリオなど。
動画のシナリオを得意としている他、絵コンテ・字コンテといったコンテ制作にも精通しているとのことで、工程ごとにも実績をまとめたいという方は、ぜひ参考にしてみましょう。
おわりに
今回は「放送作家の転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
放送作家として転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。