転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「アートディレクターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしアートディレクターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのアートディレクターの需要について
求人ボックスによると、2024年10月時点で掲載されている正社員のディレクターの求人数は131,925件。
中でも、正社員のアートディレクターの求人数は10,463件と、ディレクターの全体求人数から比較すると約7.9%ほど。
未経験の求人は7,182件と68.6%ほどで、求人数も豊富で未経験からでも始められるチャンスの多い職種となっています。
アートディレクターの仕事内容について
ポスター・WEBサイト・雑誌など街で見かける作品の制作を取りまとめる仕事のこと。
具体的には、お客様やマーケティング担当者と協力して、製品やメッセージが効果的に伝わるようにデザインのコンセプトを決定します。
見た目はもちろん、どうやったらその製品にお金を落としてくれるユーザーを増やせるのか?といったマーケティング的な視点も要求されます。
アートディレクターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、アートディレクターの事例を3つほど紹介します。
1.ロゴ × アートディレクターの事例
ロゴ × アートディレクター「岡本 昌太」様のポートフォリオです。
大学在学中にデザイナーを志し、以降はクリエイティブディレクター・デザイナーとしてWebやグラフィック・空間・コミュニケーションデザインなど様々な領域のプロジェクトを経験。
2019年に、アートディレクター・グラフィックデザイナーとして独立。
実績としては、ブランドロゴを中心に掲載しているようなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
2.グラフィックデザイン × アートディレクターの事例
グラフィックデザイン × アートディレクター「望月 彩加」様のポートフォリオです。
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。マスコミのデザイン部を経て、2022年に独立。
現在では、商品や企画などのブランディング・コンセプト設計・アートディレクション・グラフィックデザイン(ロゴ・広告全般・ポスター・パッケージなど)・コピー・ネーミングなどのクリエイティブ全般を提供しているとのこと。
デザインのワークショップも定期的に開催しているとのことなので、気になった方はぜひ参加してみてください。
3.ブランド構築 × アートディレクターの事例
ブランド構築 × アートディレクター「井上 広一」様のポートフォリオです。
ロゴ・サインなどのCI・企業広告・ポスター・パッケージデザイン・プロダクトのカラーディレクションなど。多岐にわたるクリエイティブを得意としているとのこと。
2024年からは、福岡のぶどう農園・錦果ファームの運営も始めて、農業×デザイン領域で活躍しているとのことなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
おわりに
今回は「アートディレクターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
アートディレクターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。