転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「機械学習エンジニアの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし機械学習エンジニアでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での機械学習エンジニアの需要について
求人ボックスによると、2024年10月時点で掲載されている正社員のエンジニアの求人数は1,136,297件。
中でも、正社員の機械学習エンジニアの求人数は37,156件と、エンジニアの全体求人数から比較すると約3.3%ほど。
未経験の求人は21,669件と58.3%ほどで、まだまだこれから発展していく職種でもあり、求人数も徐々に増えている未経験からでも始められるチャンスの多い職種となっています。
機械学習エンジニアの仕事内容について
大量のデータを使って、コンピュータに仕組みや回答パターンを学習させる仕事のこと。
具体的には、今話題のChatGPTやClaudeのような人工知能に対して、人間で言うところの脳の部分であるモデルを設計・設置して、学習したデータから最適な答えを導き出せるようにするというもの。
これによって、問いに対しての答え方や求め方を学習させます。
なので皆さんが何気なく使っているAIとかも、元は人間の知識や過去の遺産から作られているというわけです。
機械学習エンジニアへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、機械学習エンジニアの事例を3つほど紹介します。
1.システムアーキテクト × 機械学習エンジニアの事例
システムアーキテクト × 機械学習エンジニア「Hideki INOUE」様のポートフォリオです。
2002/04〜企業ホームページ制作や日報管理システム開発のPM・デザイナー・プログラマとして参画。
機械学習エンジニアとしての活動は2018年から。現在では、LLMを利用した製薬関連サービス開発や宿泊業DXプロジェクト支援に機械学習エンジニアやシステムアーキテクトとして参画し活躍している模様。
ポートフォリオには、学習用データとかもまとめているそうなので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
2.テキスト(自然言語)処理 × 機械学習エンジニアの事例
テキスト(自然言語)処理 × 機械学習エンジニア「小野 秀貴」様のポートフォリオです。
日本語・英語などの自然言語まわりの機械学習を用いた技術検証・機械学習モデルの構築・チューニング・構築したモデルや他のツールなどを組み合わせた簡単なUIプロトタイプシステム作成を得意としているとのこと。
実績としては、モデルの構築から日本語・英語テキストデータの分類方法の検討・実装などさまざま。
テキストデータを使ったモデル構築とかに興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.MLOps × 機械学習エンジニアの事例
MLOps × 機械学習エンジニア「上田隼也」様のポートフォリオです。
検索技術領域・機械学習の実応用やプロダクト開発に関心があるようで、機械学習のデータ作成方法を題材にした技術書の翻訳や検索エンジンOSS勉強会の開催も行なっているとのこと。
経歴や関わった書籍については、詳細に記載してあるので、気になった方はぜひ一度覗いてみてください。
おわりに
今回は「機械学習エンジニアの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
機械学習エンジニアとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。