転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「コンセプトアーティストの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしコンセプトアーティストでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのコンセプトアーティストの需要について
求人ボックスによると、2024年9月時点で掲載されている正社員のアーティストの求人数は21,603件。
中でも、正社員のコンセプトアーティストの求人数は1,688件と、アーティストの全体求人数から比較すると約7.8%ほど。
未経験の求人は657件と38.9%ほどで、求人数は限られているものの、未経験からでもチャンスのある職種となっています。
コンセプトアーティストの仕事内容について
この世に実在しないものとかをイラストを使って表現する仕事のこと。
例えば、ゲームや映画に登場する壮大なファンタジーを想起させる独自のストーリーや世界観・舞台となる未来の街・その世界特有の乗り物など。
世界の全てを創造し、それらをイラストという形で具現化します。
これによって、作品や企画の方向性を決定し、後世に語り継がれる名作を生み出します。
コンセプトアーティストへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、コンセプトアーティストの事例を3つほど紹介します。
1.ファンタジー × コンセプトアーティストの事例
ファンタジー × コンセプトアーティスト「庵蓬」様のポートフォリオです。
「西洋ファンタジー」「和風ファンタジー」といったファンタジー作品を中心に、SF感のある近未来の作品についても掲載。
現在は就活もされているとのことなので、もしどういう作品を掲載すれば良いか分からず悩んでいるという方は、一度覗いてみてください。
2.映画・ゲーム × コンセプトアーティストの事例
映画・ゲーム × コンセプトアーティスト「啓(ヒロ)」様のポートフォリオです。
フリーランスとして、コンセプトアートと2Dデザインを中心に活躍中とのこと。
担当作品としては、ゲームだとRPG・アクション・アドベンチャーと様々。
他にもモンストのアニメのコンセプトアートも手がけるなど。実績豊富な方なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
3.背景美術専門 × コンセプトアーティストの事例
背景美術専門 × コンセプトアーティスト「赤木寿子」様のポートフォリオです。
高度なアナログ技術と最新のデジタルツールを駆使し、物語の舞台となる背景を美しく、リアルに描きます。
担当実績としては、美術監督としてアニメ作品の「とんでもスキルで異世界放浪メシ」やTOHO animation ミュージックフィルムズ「COLORs」などを担当。
他にも「進撃の巨人」で背景や「呪術廻戦」のEDの美術監督を務めるなど。多数の有名作品も手掛けているとのことなので、ぜひチェックしてみましょう。
おわりに
今回は「コンセプトアーティストの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
コンセプトアーティストとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。