転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「カリグラファーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしカリグラファーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのカリグラファーの需要について
求人ボックスによると、2024年7月時点で掲載されている正社員の書道の求人数は3,310件。
中でも、正社員のカリグラファーの求人数は0件と、国内の求人サイトでは見つけられませんでした。
なので、もしカリグラファーとしての仕事を正社員で探したいという方は、自分で作った作品を売り込んで雇ってもらえないか交渉してみましょう。
カリグラファーの仕事内容について
アルファベットを独特のタッチで美しく描く技術のこと。
一部では西洋の書道とも言われており、有名なものでいうとコカコーラのロゴマークも実はカリグラフィーの技法が使われていると言われています。
ロゴ以外にも、雑誌やポスターといった印刷媒体やTシャツやバッグのデザインにも用いられるなど。
装飾を彩る製品のありとあらゆる場所で使われている技術となります。
なので、カリグラファーの仕事を探したいという方は、身につける装飾物から、どういうモノの装飾を手掛けたいのかを考えて、自分の作品を売り込むようにしましょう。すると自分が関わりたかったデザイン制作に携われるはずです。
カリグラファーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、カリグラファーの事例を3つほど紹介します。
1.韓国語 × カリグラファーの事例
韓国語 × カリグラファー「永嶋 亜紀子」様のポートフォリオです。
結婚を機に韓国・昌原(チャンウォン)に移住し、現在では日本語・英語・韓国語という多言語を扱うカリグラファーとして活躍中。
ハングル語を使ったカリグラフィーの講座をオンラインでも開講していて、ここでしか体験できない講座も盛りだくさん。
気になった方は、ぜひ一度覗いてみてください。
2.デザイン書道作家 × カリグラファーの事例
デザイン書道作家 × カリグラファー「星野友梨子」様のポートフォリオです。
6歳の頃から書道を始めて、映像・ゲーム・出版・広告・印刷などの媒体やコンテンツにおける商業筆文字の受注制作を担当しているとのこと。
映画タイトルの題字や映画祭の公式ロゴといった商業作品以外にも、年賀状のデザインなども行なっているとのこと。
個人向け・法人向けと色んなジャンルの実績をお持ちなので、気になった方はぜひ一度チェックしてみてください。
3.ウェルカムボード × カリグラファーの事例
ウェルカムボード × カリグラファー「初島さつき」様のポートフォリオです。
商業デザインでは、ファッション・ブランドやショップのロゴ・レストラン・メニュー・雑誌のイラスト・結婚式のウェルカムボードなど多岐の分野で活躍中とのこと。
実際に活動実績で制作した作品のサンプルも見られるので、実際にどういう風な作品に仕上がるのか気になるという方は、ぜひ一度覗いてみてください。
おわりに
今回は「カリグラファーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
カリグラファーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。