転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「ナレーターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしナレーターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのナレーターの需要について
求人ボックスによると、2024年6月時点で掲載されている正社員のナレーターの求人数は10,008件。
そのうち、未経験の求人は9,938件と99.3%ほどで、求人数もかなり多く、未経験からでもチャレンジはしやすい職種となっています。
ナレーターの仕事内容について
テレビやラジオ番組などのコンテンツの進行に合わせて、語りや解説を含める仕事のこと。
具体的には、以下のような場面で利用されます。
- テレビ番組
- ラジオ番組
- アニメの次回予告
- ドキュメンタリー
例えば、テレビ番組やドキュメンタリーでいうと、演者が訪れた場所で何が起こるのか。映像のシーンに合わせて遭遇するトラブルを面白おかしく紹介したり、またタレントが訪れた場所の地形情報の解説をします。
アニメの次回予告でいえば「次回◯◯」といった感じでキャラクターの声を当てている声優さんが、次回の話を短く解説したり、時にはキャラ同士の裏トークを展開するなど。
単に文字を読み上げるだけでなく、聞き手に分かりやすく、時には楽しいと感じてもらえるよう場面に合わせた演技力も要求される仕事です。
ナレーターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、ナレーターの事例を3つほど紹介します。
1.声優 × ナレーターの事例
声優 × ナレーター「いろり」様のポートフォリオです。
喫茶店で話しかけられているような親近感のあるナレーションを武器に、リゾート地に関するテレビCMやYouTube広告動画のキャラクター台詞やナレーション等を担当されているとのこと。
実績はもちろん、シチュエーションやキャラクターごとのボイスサンプルも多数掲載しているので、気になった方はぜひ覗いてみましょう。
2.テレビ × ナレーターの事例
テレビ × ナレーター「逸見友惠」様のポートフォリオです。
テレビを主戦場に、生活情報・バラエティ番組・映画のナレーションまで。数多くの作品を担当されているとのこと。
とくにテレビでは「ヒルナンデス!」のナレーションも務められていた経験もあるとのことで、ボイスサンプルも定期的に更新されているようなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
3.タレント × 日英バイリンガル × ナレーターの事例
タレント × 日英バイリンガル × ナレーター「奈羅尾玲子」様のポートフォリオです。
リポーターからメインMCまで約16年以上にわたって活躍中。
声を当てるだけでなく、演者として配信番組・CM・イベント・食レポまで幅広く担当しているとのこと。
また日本語だけでなく、やや日本訛りのアメリカ英語も利用される両刀使いとのことで、国内外を問わず文字通り全国から仕事を受注されているそうなので、ナレーションだけでなくマルチに活躍されていきたいという方は、ぜひ参考にしてみましょう。
おわりに
今回は「ナレーターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
ナレーターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。