転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「モーションデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしモーションデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのモーションデザイナーの需要について
求人ボックスによると、2024年6月時点で掲載されている正社員のCGクリエイターの求人数は12,330件。
中でも、正社員のモーションデザイナーの求人数は1,854件と、CGクリエイターの全体求人数から比較すると約15%ほど。
未経験の求人は385件と20.8%ほどで、求人数も少なく、未経験からのチャレンジもハードルの高い職種となっています。
モーションデザイナーの仕事内容について
動きのあるグラフィックスやアニメーションを制作する仕事のこと。
具体的には、以下のようなものを取り扱います。
- 映画
- テレビCM
- デジタルサイネージ
静止画に命を吹き込み、見た者を魅了する動画を制作します。最近だと、VTuberの歌ってみた系のMV動画でも使われているような技術です。
動画の編集技術だけでなく、どの順番でどういう挙動のアニメーションを動かすか。ストーリー性のある表現になっているかなど。
ストーリーの表現力も試される仕事となります。
モーションデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、モーションデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.映像ディレクター × モーションデザイナーの事例
映像ディレクター × モーションデザイナー「クスミユウヘイ」様のポートフォリオです。
過去には、食べログアプリのプロモーション動画の制作やTVアニメのエンディングテーマ内のテキストアニメーションを担当するなど。
媒体を問わないモーションデザインまで幅広く担当されているとのことです。
2.ライブ演出 × モーションデザイナーの事例
ライブ演出 × モーションデザイナー「ソガベユウキ」様のポートフォリオです。
モーショングラフィックスを用いた広告・ライブ演出を得意としており、イベントのステージ映像やゲームのプロモーションムービーなど。
小さい媒体から大きな会場で使われる媒体まで幅広く制作に関わっています。
3.YouTube × モーションデザイナーの事例
YouTube × モーションデザイナー「とら」様のポートフォリオです。
モーショングラフィックスの技術をふんだんに使ったMVの制作やAeデータの素材販売など。
制作物だけでなく、制作過程まで見れるので、これからモーショングラフィックスにチャレンジしたいという方は、ぜひ一度覗いてみてください。
おわりに
今回は「モーションデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
モーションデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。