転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「グラフィックデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしグラフィックデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのグラフィックデザイナーの需要について
求人ボックスによると、2024年5月時点で掲載されている正社員のデザイナーの求人数は102,188件。
中でも、正社員のグラフィックデザイナーの求人数は22,021件と、デザイナーの全体求人数から比較すると約21.5%ほど。
未経験の求人は15,823件と71.9%ほどで、未経験からでも始められるチャンスの多い職種となっています。
グラフィックデザイナーの仕事内容について
お客様から依頼された広告や宣伝に使う制作物をデザインする仕事のこと。
具体的には、以下のようなものを取り扱います。
- 商品パッケージ
- パンフレット
- WEBサイト
商品パッケージ
商品を入れたり、包んだりする包装のことで、化粧品の箱・お酒のラベル・アイスを詰めるカップなど。
私たちが身近に触れている商品を包むもののデザインを手がけます。
これによって、利用者に高級感や安心感など商品自体のブランドイメージを認知してもらい、商品購入に繋げます。
パンフレット
複数の紙を小冊子形式にしたもののこと。
具体的には、会社の社内案内や商業施設の施設案内に使われます。
電子と異なり、紙なのでネットが届かない中での施設利用にも使われ、利用者が施設やサービスを快適に使ってもらえるよう手助けします。
WEBサイト
インターネット上にある複数のWEBページの集合体のこと。
聞き馴染みあるものだと、ホームページとも呼ばれたりしますが、ホームページがページのホーム(つまり、最初に目に入るページを指すこと)に対し、WEBサイトはページ全体・サイト全体を指す際に使われます。
デザイナーは、このページ設計の流れやデザインをしたり、場合によってはWEBサイトにデザインの結果が出力するようコーディングを手掛けるなど。
会社によっては、ページの作成〜公開まで一貫して対応する場合もあります。
グラフィックデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、グラフィックデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.ロゴデザイン × ブランディング × グラフィックデザイナーの事例
ロゴデザイン × ブランディング × グラフィックデザイナー「アトオシ」様のポートフォリオです。
アドビ講師としても務めており、数々のアワードにも入賞経験があるとのこと。
ブランドという目に見えづらいものを形にする力にも精通しているとのことで、ページ設計だけでなくタイポグラフィーの使い方含めて参考になる部分も多いサイトとなっています。
2.デザインコンサルティング × グラフィックデザイナーの事例
デザインコンサルティング × グラフィックデザイナー「丸山 新」様のポートフォリオです。
ビジュアルコミュニケーションを主軸に平面から空間までいかなるタイプの制作物にも対応しているとのこと。
装飾性に優れているだけでなく、動きがあるデザインにも挑戦したいといった方には参考になる部分も多いので、ぜひ覗いてみましょう。
3.VTuber系 × グラフィックデザイナーの事例
VTuber系 × グラフィックデザイナー「花杜ゆのき」様のポートフォリオです。
VTuber系の可愛くてポップな作品を中心に取り扱っており、サイト自体もふわっとした全体的に可愛いを体現した構成。
キャラクター系の制作物を作ってみたいといった方は、ぜひ参考にしてみましょう。
おわりに
今回は「グラフィックデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
グラフィックデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。