転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「取材ライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もし取材ライターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場での取材ライターの需要について
求人ボックスによると、2024年5月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は21,419件。
中でも、正社員の取材ライターの求人数は1,427件と、ライターの全体求人数から比較すると約6.7%ほど。
このように、他のライター求人数よりは少ないものの、未経験の求人は691件と約48.4%ほどで、初心者でも挑戦しやすい職種となっています。
取材ライターの仕事内容について
専門家や著名人へ取材して、原稿に起こす仕事のこと。
具体的には、以下のような方法で取材します。
- 現地取材
- 電話取材
- メール取材
現地取材
実際に話題になっている・話題にしたいポイントへ訪問し、調査の上、記事に起こす方法。
具体的には、対面取材記事・食べ歩き記事・旅行記事など。
ネットでは出てこない情報や体験を売りにする記事を書く際に利用されます。
取材の中でも最もポピュラーな手法となります。
電話取材
電話を用いて有識者に直接聞き取り・ヒアリング調査する方法のこと。
具体的には、ニュース記事のような話題性があり、緊急性が高い記事をまとめる際に使われる手法です。
現地取材と異なり、事前のアポ取りなく、いきなり内容を聞いて回れるので、すぐ会えない遠方にいる方から意見が欲しい時には最適な取材方法です。
メール取材
メールを用いて有識者に直接聞き取り・ヒアリング調査する方法のこと。
具体的には、日程調整が難しい方へ意見を求めたり、調査に時間を要する情報を手に入れたい時に役立ちます。
現地取材や電話取材のように決まった拘束時間が発生しないため、レスポンスが遅くなりがちですが、詳細な回答を得られる可能性もある手法です。
取材ライターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、取材ライターの事例を3つほど紹介します。
1.海外旅行 × 取材ライターの事例
海外旅行 × 取材ライター「Michelle」様のポートフォリオです。
海外渡航歴200回以上。幼少期のアメリカ生活・留学を含め、約50ヶ国200都市ほど旅しているとのこと。
得意エリアは、中国(上海)・韓国(ソウル)・アメリカ(ニューヨーク・ハワイ)と海外中心。
国内じゃなくて将来的には海外で働きたいという方は、ぜひ参考にしてみましょう。
2.ホテル × 取材ライターの事例
ホテル × 取材ライター「喜多島みなみ」様のポートフォリオです。
定住地を持たずに、全国各地のホテルを転々と巡りながら生活しているとのこと。
実際、ホテルをいくつも回っているからこそ、良し悪しが分かり、その内容も真に迫った内容で書けるというもの。
体験を売りに全国を巡って活動していきたいという方は、ポートフォリオの作り方含めてぜひ参考にしてみましょう。
3.調理師免許 × グルメ × 取材ライターの事例
調理師免許 × グルメ × 取材ライター「ふるとりあやめ」様のポートフォリオです。
調理師学校入学から調理師免許取得・飲食業界にも従事していた経験を元に、フード・ドリンク等飲食系の案件に取り組んでいるとのこと。
現地調査から含めて記事作成も行なっているとのことなので、レポート系の取材ライティングの仕事に携わっていきたいという方は、経歴や実績の魅せ方もぜひ参考にしてみてください。
おわりに
今回は「取材ライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
取材ライターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。