転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「ブックライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしブックライターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのブックライターの需要について
求人ボックスによると、2024年5月時点で掲載されている正社員のライターの求人数は20,364件。
中でも、正社員のブックライターの求人数は63件と、ライターの全体求人数から比較すると約0.3%ほど。
このように、他のライター求人数より圧倒的に少なく、未経験の求人も25件と約40%ほどで、狭き門となっています。
ブックライターの仕事内容について
著者に代わって本を執筆する仕事のこと。
似たような職種にゴーストライターという職種もありますが、ゴーストライターとの違いとしては「クレジット表記されるかどうか」といったところ。
ゴーストライターが、さも本人が書いたように原稿を仕上げるのに対し、ブックライターは表で大々的に「編集協力」したという記載をします。
なので、ライターが勝手に文章を創作したり、著者が意図しない発言や言動を勝手に書くことは許されません。
あくまで、著者本人が感じたことを代弁する役割を担っている立場なので、他人の思いを言語化したいという方にはオススメです。
ブックライターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、ブックライターの事例を3つほど紹介します。
1.住宅・不動産 × ブックライターの事例
住宅・不動産 × ブックライター「椎名 前太」様のポートフォリオです。
元々飛びこみ営業マンとして活躍する傍ら、自宅を注文住宅で建てる過程で家づくりの楽しみを見い出し脱サラされた方で、住宅や不動産投資に関する知識が豊富とのこと。
実際、宅地建物取引士という資格も保有していて、家を購入したいという方の気持ちのみならず、土地や建物といった不動産取引の方面にも理解があります。
もしライター以外の職種から転職しようと考えている方は、実績のまとめ方とか含めて、ぜひ参考にしてみてください。
2.ビジネス系 × ブックライターの事例
ビジネス系 × ブックライター「椎原よしき」様のポートフォリオです。
企業取材・経営者インタビューで23年の実績を持ち、ビジネス書を中心にBtoB系のライティングを専門としているとのこと。
固定報酬制のものはもちろん、印税形式で折半する場合の単価も載せており、単価の決め方の参考にもなるかと思うので、転職ポートフォリオと合わせて個人で仕事を取っていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみましょう。
3.IT系 × ブックライターの事例
IT系 × ブックライター「森川ミユキ」様のポートフォリオです。
20以上のシステム開発プロジェクトのリーダー、マネージャーを歴任しつつ、ITインフラ技術者としても活躍。その後はITコンサルタントとして独立し、以降は執筆業に従事。
自身がIT分野で技術者として携わっていたことから、その経験を活かして最近ではDX化・AI分野の執筆依頼も多いとのこと。
実績はもちろん、最近携わったお仕事の状況についてもリアルタイムで発信されているので、もし継続的にお仕事を増やしていくためにブログを活用していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
今回は「ブックライターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
ブックライターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。