転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「CGクリエイターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしCGクリエイターでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのCGクリエイターの需要について

求人ボックスによると、2025年4月時点で掲載されている正社員の映像クリエイターの求人数は11,101件。
中でも、正社員のCGクリエイターの求人数は5,093件と、映像クリエイターの全体求人数から比較すると約45.9%ほど。
未経験の求人は4,501件と88.3%ほどで、求人数も豊富で未経験からでも始められるチャンスの多い職種となっています。
CGクリエイターの仕事内容について

専用ソフトやツールを使って、ゲームや映画に出てくるキャラクターや風景を作る仕事。
例えば、映画で目にする迫力満点のアクションシーン。
爆発する建物・超能力によって捻じ曲がる空間、そして文明が崩壊した世紀末の都市の風景など。
現実では決して見ることのできない光景を、一から創り出すのがCGクリエイターの役割です。
CGクリエイターへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選

では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、CGクリエイターの事例を3つほど紹介します。
1.キャラクターアニメーション × CGクリエイターの事例
キャラクターアニメーション × CGクリエイター「関 直之」様のポートフォリオです。
CGキャラクターアニメーション(モーション)を得意としており、CGディレクション・プロジェクトマネージメント・モデリング・リギング・レイアウト・マテリアル・ライティング・レンダリング・コンポジット・エディットまで。
CG制作に関わる多くのパートをまとめて担当します。
30年間最前線で培ってきた経験を活かした映像制作を売りにしているようなので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
2.コンポジッター × CGクリエイターの事例
コンポジッター × CGクリエイター「時任 貴久」様のポートフォリオです。
1999年、映像製作事務所AtelierRISE設立。CFやPV等コンポジッターとして特殊効果加工業務・教養番組やCF等のディレクション・制作を担当。
その他、広告企画・イベント企画・商品開発のディレクション・プレゼン業務を担当。CG系講師を兼務。
2005年、プロダクションPERKUP設立。製品企画業務、CG製作、メディア企画・制作を主な業務として活動。
2017年、PERKUP合同会社設立。リバースエンジニアリングやCNC制御などの業務を展開。国立宮崎大学デザインプロダクト講師兼務しているとのこと。
広告企画から映像分野まで幅広く制作を担当しているようなので、今後同じように広告面からマルチで活動していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.元テレビ番組制作会社勤務 × CGクリエイターの事例
元テレビ番組制作会社勤務 × CGクリエイター「M-studio official Channel」様のポートフォリオです。
現在はフリーランスとして、テレビ番組制作やCGクリエイターとして活動中とのこと。
最近は、完全オリジナルストーリーで5歳児による、絵本読み聞かせ風動画も次々とリリースされていて感動すること間違いナシ。
気になった方はぜひ一度チャンネルを覗いてみてください。
おわりに

今回は「CGクリエイターの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
CGクリエイターとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。