転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「キャラクターデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしキャラクターデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのキャラクターデザイナーの需要について
求人ボックスによると、2024年12月時点で掲載されている正社員のデザイナーの求人数は120,976件。
中でも、正社員のキャラクターデザイナーの求人数は6,470件と、デザイナーの全体求人数から比較すると約5.3%ほど。
未経験の求人は4,090件と63.2%ほどと、未経験からでもチャレンジしやすい職種となっています。
キャラクターデザイナーの仕事内容について
アニメ・ゲーム・広告などに登場するキャラクターを創作する仕事のこと。
具体的には、キャラクターの個性や外見をデザインし、視覚的に表現します。
オリジナル作品の場合は、0からキャラクター像を作り、すでに原作がある作品の場合は、原作の作風のイメージが壊れないよう最大限の配慮のもと、キャラクターの基本設定から仕上げます。
イラストレーターと職務の内容を混同されがちですが、イラストレーターはディレクターやプランナーの意向に表現が引っ張られてしまいがち。
その点、キャラクターデザイナーは表現に制限がかかりづらく、創造性を求められるため0からキャラクターを仕上げる手腕が問われます。
キャラクターデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、キャラクターデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.イラストレーター × キャラクターデザイナーの事例
イラストレーター × キャラクターデザイナー「マーキー」様のポートフォリオです。
東洋美術学校グラフィックデザイン科卒業後、グラフィックデザイナーを経てフリーランスのイラストレーターとして独立。
色彩感覚を生かした可愛いイラストが得意とのこと。
オリジナルキャラが多数掲載されているので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
2.ポップなデザインが得意 × キャラクターデザイナーの事例
ポップなデザインが得意 × キャラクターデザイナー「ナツキノリ」様のポートフォリオです。
Klab株式会社でキャラクターデザイナーを務めた後、フリーランスで活躍中。
ディズニー等海外アニメ風のタッチ・少女漫画風のタッチ・ポップなデザインが得意とのこと。
現在は、児童書でディズニーの4コマを連載・海外で出版されているディズニー長編ドラマ「ディセンダント」のコミカライズでもアートやカバーを担当しているとのことなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
3.ゲームキャラクターデザイン × キャラクターデザイナーの事例
ゲームキャラクターデザイン × キャラクターデザイナー「先崎 真琴」様のポートフォリオです。
2014年に、コナミデジタルエンタテインメント退社後は、キャラクターデザイナー・イラストレーターとして独立。
2018年に会社を設立し、代表も務めているとのこと。
代表作としては「Fate/Grand Order」や「文豪とアルケミスト」などのイラストや衣装デザインも手がけている。
実績は多数掲載されているので、気になった方はぜひチェックしてみましょう。
おわりに
今回は「キャラクターデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
キャラクターデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。