転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「プロダクトデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしプロダクトデザイナーでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのプロダクトデザイナーの需要について
求人ボックスによると、2024年12月時点で掲載されている正社員のデザイナーの求人数は133,389件。
中でも、正社員のプロダクトデザイナーの求人数は15,403件と、デザイナーの全体求人数から比較すると約11.5%ほど。
未経験の求人は1,801件と11.6%ほどと、未経験からのチャレンジは狭き門ともいえる職種となっています。
プロダクトデザイナーの仕事内容について
製品(プロダクト)の外観・機能性・使いやすさ、そしてユーザー体験(UX)をデザインする仕事のこと。
具体的には、インテリア製品・家具・家電といった工業製品や文房具・キッチン用品・時計・アクセサリーといった日用品など。
人々の生活に触れる製品のデザインを全般的に担当します。
プロダクトデザイナーへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、プロダクトデザイナーの事例を3つほど紹介します。
1.グッドデザイン賞の受賞経験 × プロダクトデザイナーの事例
グッドデザイン賞の受賞経験 × プロダクトデザイナー「百田俊一」様のポートフォリオです。
過去2年連続でグッドデザイン賞の受賞経験有。現在では、フリーランスとして独立。関西を中心に活動を広げる。
実績としては、無線LANアクセスポイントやアイブローシェーバーのデザインなど。日常見かける製品のデザインも担当しているとのこと。
似たような製品のデザインに今後関わっていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.10年以上の経験 × プロダクトデザイナーの事例
10年以上の経験 × プロダクトデザイナー「prmtv」様のポートフォリオです。
Web・プロダクトデザイナーとして10年以上のキャリアを持ち、ビズリーチなど7社を経て2020年よりフリーランスデザイナーとして独立。
個人制作・発信活動も活発に行なっており、大学在学中にはTwitterクライアント「夜フクロウ」のデザインを担当したとのこと。
デザインだけでなく、Javascript・Unity・Swiftなど複数のプログラミング言語を駆使してアプリやゲームもリリースするなど。
製品開発に関わる部分まで幅広く担当しているとのことです。WEB主戦場で戦っていきたいと考えている方は、ぜひ一度覗いてみてください。
3.ブランディング × プロダクトデザイナーの事例
ブランディング × プロダクトデザイナー「佐々木 由美子」様のポートフォリオです。
自然と日本文化を愛するクリエイティブディレクター兼プロダクトデザイナーとして、国内大手企業への商品企画からデザイン・マーケティング・ブランディングなど様々なプロジェクトへ参画。
現在では、生まれ故郷である紫波町を拠点に自然を身近に感じながらフリーランスのクリエイティブディレクター・デザイナーとして活動しているとのこと。
ロゴ制作からブランド構築まで幅広く対応されているとのことなので、同じようにブランド構築の分野に広く携わっていきたいと考えている方はぜひ参考にしてみましょう。
おわりに
今回は「プロダクトデザイナーの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
プロダクトデザイナーとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。