転職活動に備えて、いざ転職ポートフォリオを作ろうにも周りに相談できる人がおらず困っているという方も多いはず。
かといって、他人のポートフォリオを見れる機会なんてほとんどなく、同業者の事例を参考にしようにも、そもそも探し方が分からないなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は「カラリストの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説します。
もしカラリストでの転職を考えているけど、ポートフォリオの作り方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職市場でのカラリストの需要について
求人ボックスによると、2024年11月時点で掲載されている正社員のカラリストの求人数は76件。
未経験の求人は33件と43.4%ほどで、求人数は限られているものの、未経験からでも始められるチャンスの多い職種となっています。
カラリストの仕事内容について
映画・アニメ・写真などの色をキレイに見せるための仕事のこと。
具体的には、画面の質感や雰囲気を作り上げるために、映像の色を調整して、作品の意図にあったビジュアル表現にしたり、映像全体のトーンを統一することで、作品としての世界観を作り上げるなど。
物語の品質や完成度を高めるものとして、重要な役割を担っている仕事です。
カラリストへ転職するなら参考にしたいポートフォリオ制作事例3選
では実際これらの仕事に関わっている方は、どういうポートフォリオを使って仕事を探しているのでしょうか。
実際に、カラリストの事例を3つほど紹介します。
1.MV × カラリストの事例
MV × カラリスト「佐藤 正樹」様のポートフォリオです。
ブランド広告・CM・MVを中心に、ライブVJ演出・収録監督など、ジャンルを問わず活動。
ダイナミックな視覚効果や光を用いたビジュアル・イメージづくりを得意としており、プロデューサー・撮影監督・カラリスト・VFXまでワンストップで担当している。
音楽MVとかの実績も豊富なので、気になった方はぜひ一度覗いてみてください。
2.日英対応 × カラリストの事例
日英対応 × カラリスト「ニコラス・タケヤマ」様のポートフォリオです。
大学在学中に出資を受け、不動産内覧用VRアプリ開発会社を起業。
上智大学国際教養学部卒業後、映像制作会社に就職した後、フリーランスへ転身。
現在では、CM・MV・映画等、幅広いジャンルを手掛けており、外国人キャストを起用した作品や海外クルーを交えた制作等も得意としているとのこと。
国内外問わず、世界に通用する作品を作っていきたいと考えている方は、ぜひチェックしてみましょう。
3.YouTube × カラリストの事例
YouTube × カラリスト「DIN」様のポートフォリオです。
グラフィックデザイナーを経験した後に、独学で映像制作技術を習得。
独特な世界観と色味で構成された映像は日本人離れした作品が多く、日本だけではなく海外からも注目を集めている。
現在は美しく再現度の高いカラーグレーディングが評価され、国内外問わずカラリストとしての地位も築き上げているとのこと。
個人・クライアントワークともに、実績が豊富なので気になった方はぜひチェックしてみてください。
おわりに
今回は「カラリストの転職の参考になるポートフォリオ制作事例3選」について解説しました。
カラリストとして転職を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。